COBOLで標準入出力
今回はCOBOLを使用した、標準入力と標準出力のやり方を解説します。
Atcoderなどの競プロなどで使うことができるやり方を解説します。
標準入力-ACCEPT
標準入力をCOBOLでするには、ACCEPTを使用する。
使い方は以下の通り
ACCEPT N.
*> N変数に代入する。
N変数に標準入力をした結果を代入することを指示しています。
もちろん、PROCEDURE DIVISION.の部分で使用すること。
標準出力-DISPLAY
標準出力をCOBOLでするには、DISPLAYを使用する。
使い方は以下の通り
DISPLAY N.
*> N変数を出力する
DISPLAY 'HELLO WORLD'.
*> 「HELLO WORLD」と出力する。
DISPLAYに続く部分で、出力する内容を指定しています。
ここで指定するのは、文字列でも変数でもどちらでも指定することが可能です。
変数を続けて出力する
標準出力は、変数や文字列、数値などを連続して出力することも可能です。他の言語のように、プラスで変数を繋げたりしないので注意が必要。
連続して出力するには以下のようにコードを記述する。変数Nには「ありがとう」、変数Mには「こんにちは」が入っているていで。
DISPLAY N M.
*> 「ありがとうこんにちは」
このままでも大丈夫ですが、このままでは、「ありがとう」と「こんにちは」の間にはスペースが入りません。
「ありがとう」と「こんにちは」の間にスペースを入れたい場合には、NとMの間に文字列のスペースを入れるとスペースを入れることができます。
DISPLAY N ' ' M.
*> 「ありがとう こんにちは」
文字列や数値を出力する
標準出力をする場合、数値を出力することも可能ですし、文字列を出力することも可能です。さらに数値と文字列を同時に出力することも可能です。
DISPLAY 1234567890.
*> 「1234567890」
DISPLAY 'こんにちはありがとう'.
*> 「こんにちはありがとう」
DISPLAY 1234567890
‘こんにちはありがとう’. *>「1234567890こんにちはありがとう」
文字列を出力する場合には、クオーテーションで囲うことを忘れないように。数値を出力する場合には、クオーテーションでは囲わずにそのままで大丈夫です。